エアコンのクリーニングと言うか、ファンですね、回転するファンの掃除に挑戦です。
before
after
先ずは道具を揃えます。
ホームセンターへ買い出しに
・洗剤関係
スプレーマジックリン
¥278
ファンはホコリとカビの巣窟状態なので、今回はスプレーマジックリンを使います。
台所の換気扇掃除に通じるものがあります。
アルカリ性なので酸性である黒カビにも効果が期待できます(しかもマジックリンは成分にアルカリ剤と明記されてるのでアルカリ分高そう)。
消毒用エタノールIP
¥798
カビにはやっぱりアルコールで仕上げですね。
これは濃度が約80%あります。
業務用の手指消毒用は65%だったりします。
エアコン洗浄スプレー
¥398
フィン(ラジエーターみたいな所)はアルミ製なのでマジックリンなどアルカリ性の洗剤は腐食を起こす可能性が高い為、専用のエアコン洗浄スプレーを使います。
・道具関係
蓄圧式噴霧器 4リットル
¥1280
農薬散布用です。
ファンの水洗いに使います。
手でポンプを操作して、タンク内を加圧する事で水を散布出来ます。
養生マスカー 1m幅
¥428
ビニールシートにマスキングテープが付いた物です。
洗剤や水洗いからエアコンの電装系や壁など周囲を保護します。
竹柄ブラシ
¥148
柄の長めのブラシです。
こすり洗いが必要な時に使います。
リバーシブルシート 1.8x1.8m
¥525
いわゆるブルーシートみたいなもんです。
床が汚れたり傷付かないように敷きます。
他の事にも使いやすそうな緑と黒のリバーシブル物を買いました。
その他自宅に元々あったもの
保護メガネ
マスク
脚立
バケツ
雑巾
新聞紙
ゴム手袋
プラスのドライバー(2番)
ショップタオル(コストの青いペーパータオル)
布ガムテープ
紙マスキングテープ
ポリ袋
では作業開始です。
エアコンのコンセントを抜きます。
これ絶対です。
フロントカバー開けてフィルター取ってフィンのチェック。
ここは掃除してるので綺麗ですね。
ルーバーを外します。
真ん中の支えを外し、左側を外し、右側を抜くと外れます。
カバー全体を外します。
このモデルはネジを5本はずします。
隠れたネジもあるので見逃さないように。
ファンを覗くと凄いホコリです。
マスカーシートとポリ袋で養生します。
特に本体右側は電装系があるのでしっかり保護します。
袋と床に置いたバケツに水が溜まるようにしています。
ゴム手袋は手首部分をこのように折っておくと、指を伝った液体が止まるので、袖が汚れません。
では洗浄開始、ですがここからは作業に夢中で作業中の写真撮ってません…。
フィンを洗浄スプレーで掃除します。
廃液はドレンに流れるので心配無いです。
次に、今回のメインであるファンの掃除です。
噴霧器で水をかけて水分を馴染ませてから、マジックリンを吹きつけます。
ファンは円筒形で回転するので少しずつブラシの柄などで回しながら全体に吹き付けます。
マジックリンが汚れを分解する間、ファンの下など周囲にこびりついた汚れをブラシでこすり洗いします。
こすり洗いが終わったら、ファンを水洗いします。
噴霧器で水を掛けるとドロドロと黒い塊が流れ出て来ます。
この作業もファンを少しずつ回転させて全体を隈無く洗います。
洗っても洗ってもドロンドロン汚れが流れ出て来て、水は8リットル使いました。
予想以上の汚れっぷりでした、洗って良かったです。
水洗いの後、アルコールスプレーで消毒します。
周囲の水分を拭き取って、外したカバー類を元に戻します。
組み終わったら、吹き出し口にペーパータオルを貼って暖房運転(最強下向き)します。
ファンが回転するので残った汚れや水分を飛ばします(ペーパータオルで受けます)。
飛ばしている時間を利用して片付けします。
漆黒のバケツ
片付け終わった頃にエアコンを、コンセント引っこ抜いてルーバーが開いた状態で止めて、飛び出て来た汚れなどを拭き取ります。
再度電源を入れて、正しく停止させて、終了です。
お疲れ様でした。
片付け込みで4時間ちょっと掛かりました。
買い物も含めると1日作業です。
ダスキンなど業者に依頼すると大体¥12,000くらいでパッと見は高いですが、手間と仕上がりを考えると、年一回くらいで信頼できる業者に依頼した方が、やっぱり良いですね。
2022/01/22